OAN06142005-09-10

零のかなたへ THE WINDS OF GOD

以前に原作者でもある今井雅之主演の映画は見たが大まかなストーリー以外ほとんど記憶に残っていなかった。内容的には、結構好きな部類ではあるので、もう少し憶えていてもよさそうなのに・・・映画とは雰囲気はともかく全体の流れが違うような気がした(気のせい?)以下感想
とんでもない時代に飛ばされた現代人にしては余りにも淡々と毎日を過ごしているのが違和感を感じた。自分がもしあの立場だったら・・・「戦争に負ける」という事実を含め、何より特攻隊員といういつ死んでもおかしくない状況にもう少し余裕がない毎日のような気もする。そして、二人は実際特攻へ行く気になるわけだが、その辺の理由とかが少し弱い気がした。あれも時代に流されたってことなのだろうか?
結局、森田剛は死にぐっさんは現代に戻ってくるというのも特攻したからであって、物語的な必然性が見えると余計にもう少し意味が欲しくなる
まあ、泣けるシーンでは泣けましたけどね


そう言えば、学校へ行こう森田剛が坊主頭になっているのをチラッと見かけたとき、勝手に“罰ゲーム”だと思い込んでいた。それがこのためだったと知ったとき、昔キムタクが特攻隊の映画で長髪のまま出演していたのを誰かが非難していたのを思い出し、森田剛に好印象を持った
まあ、ああいうのは出演者ではなく、それを許した監督をはじめとするスタッフが100%悪いんだけどね